マーケティング会社より、今年のクリスマス商戦のここまでの結果が発表されていましたので、下記にシェアをしています。

ブラックフライデーとサイバーマンデーの結果

ブラックフライデーの統計とアップデート

ブラックフライデーとは?

アメリカのサンクスギビング(11月の第4木曜日)の翌日で、パンデミック以前は、買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られていました。特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされていて、年末商戦の幕開けを告げるイベントでもあります。

今年の統計とアップデート

昨年、コロナウイルスのパンデミックの結果として、市場はかつてないほどデジタルに移行していました。実際に2025年まで予想されていなかったレベルに達したと言われています。しかし、オンライン・ブラックフライデーの売上高は、2020年に90億ドル増加したものの、今年は89億ドルに減少しました。一方で、サンクスギビングのオンライン支出に変化は見られず、2年連続で51億ドルに達しています。これは、消費者は買い物をしなかったわけではありません。実際に、オンラインホリデーシーズンの売上高は890億ドルに達しました。これは、昨年のこの時点での710億ドルから大幅に増加しています。

一番の理由としては、小売店やブランドは、主にサプライチェーンの懸念から、今年は10月から割引を開始していたためです。小売店やブランドは、タイムリーに商品を届けることが難しくなる可能性を考慮して、消費者には早めのホリデーショッピングを始めるようにマーケティング戦略を展開していたためです。

サイバーマンデーの統計とアップデート

サイバーマンデーとは?

アメリカでは、サンクスギビングの休暇明けに自宅や職場に戻った人たちがオンラインショッピングをすることによって、次の月曜日にオンラインショップの売上が急増することから、サイバーマンデーと呼ばれています。

今年の統計とアップデート

今年のサイバーマンデーのオンライン支出は、ブラックフライデーよりもはるかに上回りました。消費者はブラックフライデーと比べると、サイバーマンデーにさらに18億ドルを費やし、オンラインショッピングの総収益は合計107億ドルになりました。結果として、オンライン売上高は、2021年にこれまでに1,090億ドルに達しました。これは、昨年のこの時点での900億ドルから大幅に増加しています。

人気の商品

ブラックフライデーは、OLED Nintendo Switch、バービー人形関連の商品、Oculusの VRヘッドセットに関心が集中していました。サイバーマンデーはHot Wheels(おもちゃの車)、アップルのAirPods、Xbox SeriesSが中心でした。

オンラインショッピングでは、デスクトップは依然として携帯電話を上回っていて、サイバーウィークでは合計630億ドルをもたらし、携帯電話は460億ドルにとどまっていました。

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サイバーウィークの結果

サイバーウィークとは?

サンクスギビングから始まり、サイバーマンデーの週を指します。小売店やブランドは引き続き大幅なディスカウントを提供します。過去数年間で、小売店は、1日で終わってしまうサイバーマンデーよりも、引き続き買い物をしてくれるようにサイバーウィークに重点を置く傾向にあります。

今年の統計とアップデート

サイバーウィークは通常、一年で最大のショッピングホリデーの1つでしたが、小売店やブランドが早めのショッピングを促したため、昨年と比べると少し活気がありませんでしたが、それでも、米国の3人に1人がサイバーマンデーにオンラインで商品を購入しました。

販売された商品が前年比6%減だったことから、製品不足がサイバーウィークの売上に影響を及ぼした可能性があると言われています。

また、引き続きコロナの影響で、実際の店舗に足を運んだ消費者は減少しています。昨年に比べると48%増加しましたが、2019年に比べて28%減少しています。

Keiko Matsuura
Keiko Matsuura Vice President